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🧪 AIが「物質のふるまい」を学ぶ時代|Apoha 54億円調達で見えた“次のデータ”の正体

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AIが学ぶデータって、文章や画像だけじゃないんだ

2026年6月3日、イギリスのディープテック企業 Apoha が、3600万ドル(約54億円) のシリーズAを調達してステルス(こっそり開発してた状態)から表に出てきたの。発表の場はSXSWロンドンのフロンティア技術ステージだったんだって(出典: Fortune)。

正直、最初は「材料系のディープテック?ちょっと難しそう」って思った。でも調べてみたら、これすごく面白くて、AIの未来を考えるうえで外せないなって感じたの。

だってわたしたち、AIが学ぶデータって「文章」とか「画像」とか「音声」だってなんとなく思ってるよね。でもApohaがやろうとしてるのは、物質そのもののふるまいをデータにする っていう、全然別の方向なんだ。

これって、AIが活躍する場所が「画面の中」から「現実世界の物質」にまで広がってきた、っていうサインだと思うんだよね。


そう思う3つの理由

Apohaが集めてるのは「物質が出す波形」だった

まず、Apohaが何をしてるのかから。ここがいちばんワクワクするとこ。

Apohaが提唱してるのは Liquid State Intelligence(液体状態の知能) っていう新しい考え方。ざっくり言うと、物質を液体の中に浮かべて、外から刺激(ストレス)を与えたときに出てくる「波形」を測って、それをデータにするんだって(出典: Tech.eu)。

最初の製品は VIBE っていって、針の先に乗るくらいのちっちゃいサンプルを液体に浮かべて、いろんな力を加えて、分子が反応して出す波のパターンを記録するの。

世間だと「AIで新素材開発」って聞くと、「シミュレーションでしょ」って思う人が多いと思う。コンピュータの中で分子をぐるぐる計算する、みたいな。

でもApohaのアプローチは、それとはちょっと違う。実際に物質に刺激を与えて、リアルな反応を測る。つまり「計算上どうなるはず」じゃなくて「実際にどうふるまうか」をデータにしてるんだよね。

なんでこれが大事かっていうと、現実の物質って、計算だけじゃ予測しきれない複雑なふるまいをするから。タンパク質とか、食品とか、塗料とか、そういう「分子の組み合わせで性質が決まるもの」を作るとき、この実測データがめちゃくちゃ効いてくるんだ。

わたしたちの生活で言うと、新しい薬とか、長持ちする食品とか、環境にやさしい素材とか。そういうものが、これまでより速く生まれてくる可能性があるってこと。地味だけど、けっこう未来っぽい話だよね。

いまのAIが苦手な「現実世界のデータ」を取りにいってる

ここがApohaのいちばん賢いところだと思う。

今のAIブームって、ぶっちゃけ「ネット上にあるデータ」を食い尽くしてる状態なんだよね。文章も画像も、もう学べるものはだいたい学んじゃった。だから「次のデータどこにあるの?」って、業界全体がちょっと悩み始めてる。

そこにApohaは「現実の物質のふるまい」っていう、まだ誰も大量には持ってないデータを取りにいってるの。創業者はオックスフォードの物理学者と、元ゴールドマン・サックスのエグゼクティブ。科学と金融の交差点で生まれた会社で、ハード・ソフト・データ・AIモデルにまたがる60件以上の特許を持ってるんだって(出典: TechFundingNews)。

わたしがここで思うのは、「AIの次の勝負どころは、モデルの賢さより“データの新しさ”かもしれない」ってこと。

なぜなら、どんなに賢いAIでも、学ぶデータがなければ何も生み出せないから。みんなが同じネットのデータで競ってる中で、Apohaは「誰も持ってない種類のデータ」を自分で作る仕組みを押さえにいってる。これって、長い目で見るとめちゃくちゃ強い立ち位置だと思うんだよね。

だからこのニュースから読み取りたいのは、「これからは“どんなデータを持ってるか”が、AIの世界の競争力になる」っていう流れ。文章を上手に書くスキルだけじゃなくて、「自分や自分の業界しか持ってない独自データ」に目を向けると、AI時代に強くなれるかもって思うんだ。

文章AIブームの裏で、地味だけど大きな投資が動いてる

最後に、お金の動きの話。

今のニュースって、どうしてもChatGPTとかの「文章・チャット系AI」に注目が集まりがちだよね。何兆円調達した、みたいな派手な話ばっかり。

でもその裏で、Apohaみたいな「現実世界×AI」のディープテックにも、ちゃんとお金が流れ始めてるんだ。今回のリードは欧州VCのSingular、参加にはDraper Associatesや既存のRedalpine、Seedcampなど。さらにイギリスの国家イノベーション機関Innovate UKからの助成金も受けてる(出典: Tech.eu)。

世間だと「AI投資はもうバブルで、そろそろ冷えるんじゃない?」って声も出てきてるよね。

でもわたしは、お金の行き先がだんだん「派手なチャットAI」から「地味だけど現実を変えるディープテック」にも広がってきてるな、って感じてる。

なぜなら、チャットAIだけだと、できることに限界が見えてきてるから。投資家も「次はどこで大きく化けるか」を探してて、その答えのひとつが「AIで物質や素材を作る」みたいな領域なんだよね。

だからわたしたちも、AIのニュースを追うときに、ChatGPTやGeminiみたいな目立つ話だけじゃなくて、「AIが現実世界の何を変えようとしてるか」にもアンテナを張っておくといいと思う。そういう地味な分野こそ、数年後に「あれが転換点だったんだ」って言われることが多いからね。


まとめ:AIの主戦場は、画面の外に広がっていく

Apohaの調達って、「AIが学ぶデータは、文章や画像だけじゃない。物質のふるまいまで広がっていく」っていう、新しい流れを見せてくれるニュースだと思う。

わたしがこのニュースで感じたのは、AIの主戦場が少しずつ「画面の中」から「現実世界」に移ってきてるってこと。新素材、新薬、新しい食品。わたしたちの生活に直接関わるものが、AIで速く生まれる未来が、ちょっとずつ近づいてるんだよね。

だから今やっておきたいのは、派手なAIニュースだけじゃなくて、「AIが現実の何を変えてるか」にも目を向けること。それと、自分や自分の業界が持ってる「独自のデータ」に価値があるかもって意識すること。これからのAI時代、そこが強みになると思うよ。

AIを動かす土台(チップやデータの仕組み)がどうなってるかは、別記事でも整理してるから、もっと知りたい人はこっちも見てみてね。

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