📴 ネットが無くてもAIが使える日|MacPaw×Liquid AIの『オフラインAI』が目指す世界

アイ
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ネットが繋がらない場所でもAIが使える未来がもう始まってる
わたしたちが普段使ってるAIアシスタントって、基本的にネット環境が無いと何もできないよね。
Wi-Fiが切れた瞬間に真っ暗になって「オフラインです」って表示される、あの絶望感、正直あるあるだと思う。飛行機の中、電波が弱い実家、Wi-Fiが不安定なカフェ、出張先のホテル。AIに頼りたいタイミングほど、なぜかネットが無いこと多くない?
でも8月5日にTechCrunchが報じたニュースを見て、ちょっと未来が変わるかもって思ったんだよね。
ウクライナ拠点のMacPawというMac向けユーティリティソフトの会社が、Liquid AIと組んで、AIアシスタント「Eney」のオフライン版を作るって発表したの。MacPawって聞いたことない人もいるかもしれないけど、Mac向けのクリーンアップツールとかで名前を知られてる会社なんだって。
飛行機の中でも、電波が入らない場所でも、通信環境が不安定な出張先でも、AIが手元でちゃんと動く。データをクラウドに送らずに処理できるから、プライバシー的にも安心感が違う。これ地味にヤバい話だと思う。
わたし自身、AIに個人的な相談とか下書きを見せるとき、どこかで「これサーバーに送られてるんだよな」って頭の片隅で思っちゃうタイプなんだけど、今回の話はそのモヤモヤに答えてくれる方向性だと感じてる。
ちなみにMacPawはウクライナ拠点の会社。大手テック企業が集まるシリコンバレーとは違う場所からでも、こういう提携でAI業界の最前線に加わってこれるんだなって思うと、それだけでもちょっと面白いよね。
しばらく前まで「AI=クラウドの巨大な計算力」っていうのが当たり前だったけど、その前提自体が少しずつ揺らぎ始めてるのかもしれない。
正直、今までは「AIを使う=ネット環境が整ってることが前提」って誰も疑わなかったと思う。でもその前提が崩れ始めてるとしたら、AIとの付き合い方そのものを見直すきっかけになる話だよね。この記事では、なぜわたしがこの提携をそんなに重要だと思うのか、3つの理由に分けて話していくね。
そう考える3つの理由
オフラインで動くAIはわたしたちをネット依存から解放してくれる
世間的には「AIってどうせクラウドの計算力がないと大したことできないでしょ」ってイメージが強いと思う。
ChatGPTもGeminiも巨大なデータセンターでガンガン計算してるから、パソコンやスマホ単体でどこまでできるのって疑問に思う人、結構多いんじゃないかな。「オフラインAI」って聞いても、正直おもちゃレベルなんじゃないの、と思う人もいるはず。
でもわたしは、この「オンデバイス推論」の流れがもっと本気で広がっていくと思ってる。
なぜかというと、TechCrunchの報道によれば、MacPawとLiquid AIが今回作ろうとしてるのは「Elix」というオンデバイス推論システムと、ローカルメモリシステムを組み合わせた仕組みだから。最初からネットに繋がらなくても動くことを前提にした設計になってる。おもちゃとして作ってるわけじゃなくて、本気で日常使いを想定してる感じが伝わってくる。
しかもオフラインの状態でもエージェント的なワークフローに対応する予定らしくて、単に文章を生成するだけじゃなく、タスクをこなす動きまでローカルでやろうとしてるのがポイントだと思う。ネットが無い場所でも、ファイル整理とか作業の自動化みたいなことをAIに任せられる可能性があるってことだよね。
さらに、ユーザーのデータを使って時間とともにモデルの性能を改善するカスタマイズ機能も搭載予定なんだって。つまり自分のMacの中で、自分専用にAIがじわじわ育っていくイメージ。クラウドの汎用モデルと違って、自分の使い方に寄り添ってくれる感じが新しい。
ローカルメモリシステムを使うってことは、過去のやりとりとかファイル情報がずっと手元に残るってことでもある。ネットの向こう側のサーバーに履歴が溜まっていく感覚と、自分のパソコンの中に記憶が育っていく感覚は、心理的にも結構違う気がするんだよね。
こういう「ネットが無くても止まらないAI」って、単なる便利機能の一つっていうより、AIとの付き合い方そのものを変えるものだと思う。今までは「ネットに繋がってるときだけAIに頼れる」っていう暗黙の制約があったけど、その制約が外れると、AIをもっと当たり前の存在として扱えるようになる気がする。
リモートで働いてる人とか、通信環境が不安定な地域で仕事してる人にとっては、これって結構実用的な話だと思うんだよね。ネット環境に左右されずに同じAIを使えるっていう安心感、地味だけど毎日の作業効率にじわじわ効いてきそう。
これ正直びっくりした。クラウド依存が当たり前だった世界に「手元で完結するAI」がちゃんと実用段階まで来てるってことだから、通信環境やプライバシーを気にする人にとっては選択肢が増えたって考えておいた方がいいと思う。
ラミン・ハサニ氏の設計思想はAppleとは違う勝ち筋を示してる
世間的には「オンデバイスAIって結局Appleが一番強いんじゃないの」って思われがちだよね。
実際Appleは自社のローカルAIモデルをすでに提供してるし、ハードウェアとOSを両方自社で持ってる強さって圧倒的じゃない? チップからOSからアプリまで全部自社設計だから、効率化のコントロールがしやすいのは間違いない。
でもわたしは、Liquid AIが狙ってるのはApple型の「垂直統合」とはちょっと違う勝ち筋だと思ってる。
Liquid AIのCEOラミン・ハサニ氏はこんなコメントを出してるの。Before training our models, we select an architecture that is different and tailored to the hardware。モデルを学習させる前に、ハードウェアに合わせて違うアーキテクチャを選ぶ、っていう考え方なんだって。
これって普通のAI開発でよくある「まず巨大モデルを作って、後から軽量化する」って順番とは真逆なんだよね。最初からハードウェアの制約を前提にアーキテクチャそのものを選び直すから、同じ性能ならもっと軽く、同じ軽さならもっと賢く動く余地がある。順番が逆なだけで、結果に出る差は結構大きいんじゃないかなって思う。
TechCrunchの記事でも、Appleがローカルモデルを持ってる状況の中で、Liquid AIが競争優位として強調してるのは性能の最適化とモデルの適応力だと書かれてる。ハードで正面から殴り合うんじゃなくて、設計思想の違いで差別化しようとしてる感じが伝わってくるよね。
もしこの設計アプローチが本当にうまくいくなら、Liquid AIの技術はMacPaw専用にとどまらず、他のハードウェアやサービスにも応用できる可能性がある。特定のOSやチップに縛られない「アーキテクチャの引き出し」を持ってるっていうのは、Appleみたいに自社ハードだけで完結してる会社には無い強みだと思う。
これまでのAI業界って、正直「とにかく大きいモデルを作った会社が勝つ」みたいな空気があったと思う。巨大な計算資源を持つ企業だけが強いっていうルールだと、新しく参入する会社にはハードルが高すぎるよね。
でもハードウェアに合わせてアーキテクチャを選ぶっていう発想は、計算資源の量じゃなくて設計の工夫で勝負する道を示してる。これができるなら、巨大テック企業じゃなくても効率のいいAIを作れる可能性が広がるってことだと思う。
これって、AI業界がこれから「どれだけ大きく作るか」の勝負から「どれだけ賢く設計するか」の勝負にシフトしていく、その一つのサインなんじゃないかなって、わたしは感じてる。もちろんまだ始まりの段階だけど、方向性としては結構説得力がある。
だから、オンデバイスAIの世界は「Appleか、それ以外か」の二択で終わる話じゃなくて、設計アプローチの違いで複数のプレイヤーが並走するマーケットになりそうって考えておいた方がいいと思う。わたしたちユーザー的には、選べる選択肢が増えるのは普通に嬉しいことだよね。
15万人が使うSetAppだからこそオンデバイスAIがビジネスになる
世間的には「ローカルAIって技術的にはすごいけど、実際にビジネスとして成立するの?」って冷静な疑問もあると思う。
新しい技術って、デモではすごく見えても、実際にお金が回る仕組みになってないと結局広がらないもんだよね。研究レベルで終わってしまう技術、正直たくさんあるし。
でもわたしは、MacPawが持ってる基盤を考えると、これはちゃんとビジネスとして立ち上がる話だと思ってる。
MacPawが運営するサブスク型アプリストア、SetAppは、有料利用者が15万人を超えてるらしい。この既存の顧客基盤の上にオフラインAIという新機能を乗せられるのは、ゼロから始めるより圧倒的に強いポジションだと思う。すでにお金を払ってる人たちがいるところに新機能を追加する方が、新規サービスを一から売り込むよりずっと現実的だよね。
さらにAI機能の利用にはクレジット制の課金システムを導入する予定で、GoogleなどのクラウドモデルへのアクセスもSetApp上にちゃんと維持するって話。つまりローカルとクラウドを状況に応じて使い分けられるハイブリッド構成を目指してるってこと。ネットが無いときはローカルのElix、複雑な作業をしたいときはクラウドのモデル、みたいに切り替えられるイメージなのかもしれない。
しかもSetAppは今後AIアプリケーションを優先的に展開していく計画で、将来的にはこのオンデバイス推論技術をデベロッパー向けにも包括的なプラットフォームとして提供する予定なんだって。これ、単発の新機能追加じゃなくて、プラットフォーム戦略そのものだよね。
デベロッパー向けにプラットフォーム化するっていうのは、MacPawとLiquid AIだけの話で終わらずに、他のアプリ開発者たちもこのオンデバイス推論技術を使って自分のアプリにローカルAIを組み込めるようになる可能性を含んでる。そうなると一気に対応アプリが増えて、エコシステムとして育つ余地が出てくると思う。
クレジット制の課金システムっていうのも、地味だけど大事なポイントだと思う。全部使い放題じゃなくて使った分だけ課金されるスタイルなら、たまにしかAIを使わない人でも気軽に試せるし、逆にガンガン使うヘビーユーザーもちゃんと利用量に応じて払う形になる。無料か高額サブスクかの二択じゃない料金設計は、AIを日常に取り込みやすくする工夫だと思う。
わたしはこの「既存の有料ユーザー基盤の上に新しい課金軸を乗せる」やり方、結構うまいなって思ってる。新規サービスをゼロから売り込むより、すでに信頼関係がある15万人に新機能を届ける方が、実際に使われる確率はずっと高いはずだから。
AIの料金プランって「結局どこまで使うと得なのか分かりにくい」って感じることが多くない? クレジット制ならどのくらい使ったら課金されるのかが見えやすくなるはずで、そこは普通に嬉しいポイントだと思う。
だから、この動きは一部のギークだけが使うニッチな技術で終わらずに、既存の15万人ユーザーとこれから参入するデベロッパーコミュニティを巻き込んで一気に広がる可能性があるって見ておいた方がいいと思う。地味に見えて、結構大きい一歩だと思う。
まとめ:ネットが無くてもAIが頼れる時代がここから本格化する
MacPawとLiquid AIの提携をまとめると、AIが「ネットが無いと使えない道具」から「手元で完結する道具」に変わっていく、その入り口に立ってる話だと思う。
オフラインでもエージェント的に動くこと、ハードウェアに合わせて設計されたアーキテクチャで無理なく軽く賢く動くこと、そして15万人規模の既存ユーザー基盤とデベロッパー向けプラットフォーム化まで見据えてること。この3つが揃ってるから、単なる話題づくりじゃなくて本気の取り組みだって感じるんだよね。
正直、AIって使えば使うほど「このデータどこに送られてるんだろう」って気になる場面が増えてきたと思う。オンデバイス処理が広がれば、その不安を減らせる選択肢が増えるってことだし、通信環境が不安定な場所で仕事をする人にとっても地味に助かる話じゃない?
しかもクラウドモデルへのアクセスも残しつつローカルも選べるハイブリッド構成っていうのが、いかにも今っぽいバランスの取り方だなって思う。全部クラウドか全部ローカルかの極端な話じゃなくて、状況に応じて使い分けられる柔軟さがあるのは安心感がある。
ウクライナ拠点のMacPawが、Apple相手にこういう勝負を仕掛けてるっていう構図も個人的には応援したくなるポイント。大きい会社だけがAIの未来を決めるわけじゃないって示してくれてる気がする。
Appleというライバルがすでにいる中で、Liquid AIが設計思想の違いで勝負しようとしてるのも興味深いポイント。この流れに他のAI企業やアプリ開発者がどこまで追随してくるのか、これからちゃんとウォッチしていきたいなって思う。
わたしたちユーザーとしても、AIツールを選ぶときに「クラウドか、ローカルか」っていう軸を意識してみると、プライバシーとの付き合い方が少し変わってくるかもしれないよね。
まだ発表段階の話だから、実際に使ってみたときの使い勝手とかスピード感がどうなるかは正直分からない部分も多い。だけど「ネットが無くてもAIが頼れる」っていう方向性そのものは、これからのAI業界で確実に大事なテーマになっていくと思う。
わたしもこの提携がどう形になっていくのか、続報が出たらまたちゃんと追いかけて紹介するね。
こういうニュースを見ると、AIの進化って「もっとすごい回答を出す」方向だけじゃなくて「もっと身近で頼れる存在になる」方向にも同時に進んでるんだなって実感する。派手さは無いかもしれないけど、わたしはこっちの進化も結構大事だと思ってる。
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よくある質問
- MacPawとLiquid AIは何を発表したの?
- 2026年8月5日にTechCrunchが報道した内容によると、ウクライナ拠点のMacPawがLiquid AIと提携し、AIアシスタントEneyのオフライン版を開発することが発表されました。オンデバイス推論システムElixとローカルメモリシステムを採用します。
- オフライン版のEneyはどんな特徴があるの?
- ネットに繋がらない状態でも動作し、エージェント的なワークフローに対応する予定です。ユーザーのデータを使って時間とともにモデル性能を改善するカスタマイズ機能も搭載予定で、GoogleなどのクラウドモデルへのアクセスもSetApp上に維持されます。AI機能の利用にはクレジット制の課金システムが導入されます。
- AppleのローカルAIとの違いは何?
- Appleも自社のローカルAIモデルを提供していますが、Liquid AIは性能の最適化とモデルの適応力を競争優位性として強調しています。CEOのラミン・ハサニ氏は、モデルを学習させる前にハードウェアに合わせて異なるアーキテクチャを選ぶという設計思想を語っています。
- SetAppは今後どうなるの?
- MacPawが運営するサブスク型アプリストアSetAppは有料利用者が15万人を超えています。今後はAIアプリケーションを優先的に展開し、将来的にはオンデバイス推論技術をデベロッパー向けにも包括的なプラットフォームとして提供する計画です。